|
写真をクリックすると大きな画像で見れます。
この公演は八王子市ふれあい文化財団の主催で川口ゆり子の紫綬褒章受章を記念しての公演でした。華やかな会場に大勢のお客様がお出かけくださいました。
常の公演と異なる空気が流れ、芸術監督今村博明によるコッペリアの解説から幕が開きました。コッペリアの初演が1870年にパリオペラ座であること。作曲者ドリープが「フランス・バレエ音楽の父」と呼ばれていること。解説に耳を傾け、長い歴史の中に在るバレエを再認識しながら客席はコッペリアの世界へといってきました。<
 川口ゆり子の初々しいスワニルダはストーリーの中心です。逸見智彦が若々しいフランツを演じ、団員の団結は見事な調和となりました。スワニルダをはじめ、村の若者たちは若々しく、溌剌として、お茶目で、ちょっぴりの意地悪が好奇心に満ちた時代を映してくれました。川口ゆり子が初めてコッペリア全幕の主役を踊ったのは12歳小学校6年生のときだそうです。今の時代では考えられない橘秋子先生の子供の早期教育に掛けられた情熱を思い、それを会得し今日に踊る川口の素晴らしい芸術性に感動のときを過ごしました。
時を刻むワルツから始まる3幕、今村・川口の薫陶を受けたダンサーは輝き、それぞれのシーンが充実の連続でした。
そして歴史あるバレエを今日に伝え、大勢の皆様にご覧頂けたことを出演者、スタッフ一同大きな喜びと再認識する公演でした。 |