朝6:00集合。八王子からバスで出発。最初の目的地、エストニアの首都ターリンへ向かう。モスクワ空港では、通訳のイリーナさんと合流。 ターリンに着くと、これからお世話になる鈴木さんともう一人の通訳のナターシャさんが迎えてくれた。 しかしとにかく遠い!みんなすっかり疲れてしまった。 ホテルに着いたのが現地時刻で21:30くらいで時差が7時間あるから、丸一日以上かかったことになってしまう。心配してたとおり2個スーツケースがロストバゲッジにあってしまった。 どうやら、乗り換えできずにロンドンに行ってしまったようだ!! この日は夕食(というより夜食)後、就寝のみ。 みんなくたくただった。 |
朝食後、各自街を散策!ターリンは街自体は小さいので歩いてまわれる。ここは、ロシアというよりは北欧っぽい印象をうけた。すごく近代的な建物もあればレンガづくりの古い建物や教会があちこちにあるけど、すごく素敵な街だ。 何でも売ってるし、おまけに物価もとても安くてびっくりする。 (ちなみにここのバレエ団のコールドバレエのお給料は月2万円だそう・・) 「オンザロード」の衣装をこちらで作ったので、衣装あわせや、サイズ直しで午前中は 終わってしまい、お昼から、さっそくレッスン。時差ボケの身体に気合いをいれる。 6時頃にはリハーサルも終了。明日からのことを考え早めに就寝。 |
| 12時からレッスン。今日初めて劇場の楽屋に入る。古いけどピアノが置いてあったりして(オペラの人用)ちょっと素敵。時差ボケもだいぶとれてきた。稽古場で衣装をつけてリハーサル後、今度は舞台で場当たり。 1時間しかないため、大急ぎでやらなくてはいけない。 ここ、エストニア国立歌劇場はこじんまりとした劇場だけれども客席の天井には絵がかいてあったりしてとても素敵だ。まるでおもちゃ箱の中で踊る気分。 けれど、袖が狭かったりして客席から見えてるんじゃないかとひやひやした。 今日も衣装の直しで、何度も試着をする。衣装係の人(もちろんロシア人)がひとりひとり細かく直してくれる。衣装の飾りも全部手縫いで、手が込んでるので直すのも大変なのだそう。 |
エストニア公演初日。バレエメイツのほとんどは日本を離れて初めて舞台に立つ。レッスン〜ゲネプロと最終チェックをしていく。どういう反応がくるのか全く想像がつかず、不安な気持ちはかくせないけれどもとにかく踊るしかないのだ。 客席は満席で上の方は立ち見とか・・日本から来たバレエバレエ団に興味津々し〜んとした中で踊り終わると、たくさんの拍手!ちょっとほっ。 曲がすすむにつれお客さんものってきてくれてるのがわかる。 シンデレラや時雨西行では「ブラボー!」の声も。 終演後、大使館主催のパーティに出席し、とにかく初日は成功した。 |
2日目。朝刊に昨日のことが載っているらしい。 「日本は日出づる国だが、バレエの新しい息吹の誕生・・」とかなんとか書いて あるらしい。 昨日の評判を聞いてか、今日も満席。喜んでいただけた。 うれしいことにコールドバレエがとてもよく揃っているのが、すごいのだそう。 明日はサンクトペテルブルグ目指して、又長旅。エストニアの人達はとてもあたたかく |
ターリンをあとにバスでサンクトペテルブルグへ。ついにロシアへ入国だ。国境近くのNarvaという街でお昼を食べ一息ついたあと、いよいよCONTROL ZONEへ入る。エストニアの出国はあっというまで、バスに 乗ったままですんでしまった。ロシアの税関をとおるまでに何時間かかるか予想がつかないという話は聞かされていたものの、この国境付近の何m?何km?かを進むのに延々と待つ。バスは2台で、1号車がまず税関へ。最初の数人は財布の中までみっちりと調べられたりしたが、ここでいわゆる袖の下というやつを役人に渡すところっと態度がかわり、あとはうそのようにノーチェック。スーツケースもバスから降ろしもしなかったし申告書なんて見せただけ。何と恐ろしい国だ・・・・。 (ちなみに2号車が税関を通過したのは、入り口で何台か他のバスが横入りして ![]() しまったせいで2〜3時間遅れになってしまう。) 税関を通過するとそこはもうロシア。エストニアのヨーロッパを感じさせる風景 とはうってかわって殺風景で、暗くてびっくりする。 サンクトペテルブルグまでさらに走り続け、1号車がホテルに着いたのは10時過ぎ。+2時間の時差があるにせよ9〜10時間はかかったのではないか。。。。 在サンクトペテルブルグ領事館からウェルカムパーティに招待されていたのだが、1号車の人のみ、かなり遅刻して出席。疲れていたけれどおいしい料理をたくさん頂いた。(おそばもでた!) |
今日からまたリハーサル。サンクトペテルブルグは歴史のある街で、いたるところ(ホテルのすぐ前にも)記念碑や重厚な古い建物がいっぱいある。有名なエミルタージュ美術館やワガノワバレエ学校もここにある。(残念ながら見に行くことは出来なかった) 公演をするアレクサンドリンスキー劇場にはお稽古場がないため、マールィ劇場のお稽古場にてリハーサルをする。マールィとはロシア語で「小さい」という意味だ。 マールィ劇場の稽古場は3度の傾斜。生まれて初めて斜めの床で踊る。 稽古場に入った瞬間その急傾斜に驚かされた。たった3度がこんなに??と一同かなり戸惑う・・立ち方から変えなくてはいけないのだ。 (ボリショイは4度・・・かなり不安になってくる) 床が斜めということは、バランスを頭の後ろにもっていかないと、同じ場所で踊ってる つもりがどんどん前にいってしまう。早くこの床に慣れないと・・・ リハーサルの後アレクサンドリンスキー劇場で「白鳥の湖」の鑑賞!! 「ロシアのバレエはどんなのだろう?今度は自分たちがここで踊るんだ。」と みんなわくわくしていたのだが・・・・ロシアもぴんからきりまであるのね・・。 「爆笑の湖」でした。ツアー客で満席だったけれど。。。 |
斜めの床には全然慣れない。後ろに進むときはまるで坂を上ってるようだし、真横に進もうと思うと斜め前にいってしまう。 「天上の詩」のリハーサルを一通りやって、場当たりをするために アレクサンドリンスキー劇場に移動。また1時間しかないため大急ぎで決めていく。 舞台自体はせまいが、奥行きが結構あり縦長の舞台である。 それに実際には傾斜がほとんどなくて、かなり安心した。 客席が素晴らしく、正面にロイヤルBOXがあって、バルコニーが5階くらいまである。 明日はここが満席だといいなぁ。 |